実は今日も仕事だった。かりんとうを売ったり、茶や米を配達したり色々した。
甘く香る月夜に清められたわけではないと思うが、うちの組織のかりんとうは味の評判がいい。
昼は一人ですきやに行って豚丼と生卵を注文した。昼のピークであるはずなのに、あの店はいつも、やり手の女性店員がひとりでホールというか、注文配膳会計を回していていつも清々しく思う。店にいいように使われているのかも知れないが、その仕事っぷりは実に清々しい。
そして、今zabadakのトリオライヴDVDを画面入力抜いて音だけで聴いているが、これも実に清々しいじゃないか。3人だけでこの音の厚みか。そして無駄がない。それぞれの個性がアンサンブルに活きている。どの曲を聴いても、これこそがzabadakだ、と言っているように聴こえる。この吉良青木楠のトリオは、zabadakの真骨頂だったのだなあ。また3人だけでライヴやんねえかなあ。ほめ過ぎかなあ。いやあいいわトリオ。ここに小峰さんが入ったらだめなんだよ。女は秘密基地に入れないの。って言う、仲良し悪ガキみたいな感じ。男三人いれば、秘密基地遊びは完成するよなあ。
トリオもいいけれど、どうしてももう一回聴きたい編成がある。2年くらい前の5月にSTB139でやった、吉良小峰楠ネコのカルテットだ。カルテットっているより四人衆って感じ? あれは、私が今まで観たザバライヴの中でも、1、2を争うほど印象的な、素晴らしいライヴだった。悪ガキが一人転校して、男二人だと遊ぶには微妙になっちゃったから、女の子を仲間に入れたんだよ。女の子はそれでいいスパイスになってさ、だって子どもにしたって異性だしね。三人でまた秘密基地などを作って遊ぼうとしたとき、女の子の高校生のお兄さんに見つかったんだ。シンガクコウに通ってるお兄さんは、もともと悪ガキだったんだよ。こうして悪ガキ三人の秘密基地は、半分おとなの力を得て、急に、より本物に近づく。雨も入って来ないし、風はシャットアウト、電気も点くし、天井も高くなって、空がのぞく天窓もついた。高台の雑木林に作られたその秘密基地の中に、門限を過ぎても帰らないでいた。木がざわざわして虫の音がすごく気持ちよくて、絶対にいつもと違う世界にワープしたんだと思った。壊れたソファーにあおむけに寝そべると、豆電球がてらすベニヤの壁の向こうに星が回っていて、まるで夜空を飛んでいるように思えたんだ。

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