2007年11月15日木曜日

ベジタリアン・ボブ

こたつでみかん食いながらこれ書いてるよ。
いやーコタツエンドオレンジたまらない。洋風に発音するとコタツェンドレンジ。このメリケンかぶれが!
いやーしかしメリケンかぶれってどんなかぶれかただろうね。ハンバーガーとか食うと、ひたいに「ボブ」って赤く浮かび上がるあれかな。ボブはいいねえ。ボブは黒人さ。たらこ唇にときめいたものだった。あいつはいいヤツさ。自分はベジタリアンだって言ってるくせに、一緒に食事に行くと肉しか食わず、その上家に帰ると冷蔵庫を開けっぱなしにしていつまでもサラミを食べていたよ。あるとき、サラミに巻いてあるビニールを取らずに食べ、それが喉に詰まってボブは死んだ。あいつの最期の声が、俺には聞こえたよ。「サラミの発音がわからなかった。それが僕の人生」。
なにかわかったようなつもりでいる奴らより、よっぽどボブは立派だったと思うよ。俺はそんな潔い死に様は見せられそうにないが、せめて生きている間は、サラミの発音がわからない程度のことを誇りにしようと誓ったんだ。わかったふうでいるより、ずっと格好いいだろう?
なあ、ボブ。お前は、見ていてくれるだろうか。また、肉食いに行こうな。

0 件のコメント: