俺の歌謡曲 act56

職場のバンド用に歌謡曲っぽいものを作っているのだが、プログレ崩れっぽいものしかできない。
これでいいか。

次回『俺の歌謡曲』act57
「定年ボーカリストは、プログレ崩れを歌うか」

頬が痩けた

頬が痩けた。
あと、録画した「プロゴルファー花」をちびちび見ている生活。
お客さんから、肉屋のメンチカツをもらった。
こないだは、インカのめざめを600グラムくらいもらった。
お通夜の香典勘定の手伝いをした。来週もする。
みんな死んじまう。
お通夜の会場の絨毯廊下に、大きなゴキブリが一匹這っていた。
彼らは、生き続けるために這い回る。それを踏み潰して清々するのは、彼らが嫌いだからだろう。
でもさ、嫌いの理由を考えたことある？
どこが嫌いか訊いてんじゃないんだよ。そこが嫌い、の理由を訊いてんの。
あんたほんとにゴキブリが嫌いなの？

俺はゴキブリが嫌いだね。
だって、自分の立場や、存在価値や、存在自体を、脅かすような気がしてならないから。
奇遇だね、あんたも、そんな曖昧な理由？